2021年に放送され大ヒットを記録した韓国ドラマ「赤い袖先」は丁寧な脚本と演出が話題を呼び様々な賞を受賞した作品です。キャストには除隊後復帰作となる2PMのジュノが、数々の俳優が演じてきた名君イ・サンを新たな姿で演じています。今回はそんな「赤い袖先」のキャストや相関図、あらすじや視聴率について紹介していきたいと思います。
赤い袖先のあらすじ
没落した一族の娘ソン・ドギムは、見習い宮女として宮廷につかえていました。物語の朗読がうまく、好奇心が旺盛で誰からも愛される存在です。一方国王・英祖の孫で世孫のイ・サンは、祖父により父を死に追いやられ孤独に宮廷で暮らしていました。そんなドギムとサンはある日運命的な出会いを果たし、サンはドギムにほのかな思いを寄せるようになります。国王としてドギムを愛しながらも国を第一に考えなければならないサンの切ない恋愛の行く先は?
赤い袖先のキャスト:イ・サン役/イ・ジュノ
赤い袖先の世孫であるイ・サンを演じたのは、韓国のアイドルグループ2PMのメンバーであるイ・ジュノです。2013年に日本でソロデビューをし、俳優としても本格的にデビューしたイ・ジュノは「監視者たち」で俳優デビューしました。2015年には映画「二十歳」で初主演を務めました。赤い袖先のキャストとして演じたイ・ジュノさんは赤い袖先でMBC演技大賞最優秀演技賞を受賞されています。
赤い袖先のキャスト:ソン・ドギム/イ・セヨン
赤い袖先の東宮の女官のソン・ドギムを演じたのは、子役から活躍している女優のイ・セヨンです。CMや広告モデルとしても活動し、2005年のKBS演技大賞女子青少年演技賞など様々な賞を受賞しています。赤い袖先ではイ・ジュノと初共演を果たし、MBC演技大賞で最優秀演技賞やベストカップル賞など、全部で8冠獲得されています。
赤い袖先のキャスト:ホン・ドンノ/カン・フン
赤い袖先のイ・サンの忠臣兼司書であるホン・ドンノを演じたのは、本作でブレイクしたカン・フンです。赤い袖先のキャストとしてブレイクするまでは俳優として無名時代を過ごしていました。赤い袖先で繊細な演技力を見せたことで、2021年MBC演技大賞の新人賞を受賞し人気を集めています。甘く優しいルックスに魅了された人がたくさんいました。
赤い袖先のキャスト:英祖/イ・ドクファ
赤い袖先のイ・サンの祖父でイ・サンの父を殺めた人物である英祖を演じたのは、1972年にTBC公募採用タレントとしてデビューしたイ・ドクファです。1976年には出演した「本当に本当に忘れないで」のヒットによって、人気青春スターとなりました。イ・ドクファは1991年映画「開闢」で大鐘賞主演男優賞を受賞しました。近年では時代劇など様々なドラマに出演しています。
赤い袖先の視聴率は?
赤い袖先の全17話の平均視聴率は10.99%で、最高視聴率は最終回の17.4%でした。現在はU-NEXTで配信されています。イ・サンにフォーカスした作品はたくさんありますが、女官目線の物語は多くはなく新しい視点での演出や、現代にも通ずる女性の自立や結婚について掘り下げた内容だったことも多く支持を集め、人気となった理由といえます。
まとめ
今回は赤い袖先のあらすじやキャスト、視聴率について紹介していきました。アイドルグループ2PMとしても人気を集めたイ・ジュノが主演の赤い袖先は、王と宮女という立場の違いに翻弄された二人の愛が描かれており、多くの人に感動を与えた名作です。演技力に定評のあるイ・セヨンの演技にも注目してみてはいかがでしょうか。