2011年7月クールに月9枠で放送された『全開ガール』。20年間続いたステレオ放送では月９枠としては最後の作品であり、話題を呼びました。今では人気となっている新垣結衣主演で、最強の女と最弱の男が繰り広げる痛快子育てラブコメディです。この記事では『全開ガール』のキャストを紹介していきたいと思います。また、当時、子役の演技でも話題を呼んだドラマです。そんな子役は現在何をしているのか調査してみました。
『全開ガール』のキャストを紹介！
このドラマは、キャリアの女とイクメンが繰り広げる数々の戦いを通じて、仕事や恋、育児など若葉マークだった主役の彼女の成長を描く、ラブコメディとなっています。『全開ガール』のキャストを一覧で紹介していきます。
| 役名 | キャスト | 役柄 |
| 鮎川若葉 | 新垣結衣 | 東大法学部卒業の新人弁護士。貧乏育ちで金持ちとの結婚を夢見ている。苦手なベビーシッターを任され、全開に完璧にしようとする。草太を見下していたが、次第に気になりだす。 |
| 山田草太 | 錦戸亮 | 定食屋「ル・佐藤」のシェフ。お人好しで天然。息子の笑太郎を一人で育てており、イクメンの星と言われている。 |
| 新堂響一 | 平山浩行 | 鮫島桜川法律事務所の弁護士。資産家の息子。 |
| 汐田そよ子 | 蓮佛美沙子 | 昇子の秘書。草太を好きになる。 |
| 西野健太郎 | 鈴木亮平 | 草太のイクメン仲間。工員。 |
| モーリス佐古田 | 佐藤二郎 | 鮫島桜川法律事務所の中堅弁護士。雑学好き。 |
| 九条実夏 | 青山倫子 | 鮫島桜川法律事務所の弁護士。 |
| 林佐間男 | 荒川良々 | 草太のイクメン仲間。劇団俳優。 |
| 花村仁 | 竹内力 | 笑太郎と日向の通う保育園の園長 |
| 桜川昇子 | 薬師丸ひろ子 | 鮫島桜川法律事務所の所長。若葉にベビーシッターを任命した。 |
| 鶏井宏 | 皆川猿時 | 草太のイクメン仲間。公務員。 |
| 花村うらら | 皆藤愛子 | 園長の娘 |
| 桜川日向 | 谷花音 | 昇子の娘。笑太郎の保育園の友達。大人びてクール。 |
| 山田笑太郎 | 高木星来 | 草太の息子であるが血は繋がっていない。よく泣くため、ビー太郎と言われる |
あらすじと登場人物の関係性
国際弁護士を目指す主人公の若葉は、外資系法律事務所である「鮫島桜川法律事務所」に就職します。しかし、実際に任されたのは、所長である昇子の娘・日向のベビーシッターでした。若葉は子供が嫌いでした。そのため、若葉のマンションの隣人でシングルファザーイクメンの草太とは、正反対の価値観で、反発しあっていました。最初は日向の世話を煩わしく思っていた若葉ですが、日向や草太、笑太郎との関わりを通して、大切なものに気付いていき、子育ても成長していきます。それに伴い、反発しあっていた若葉と草太もお互いに気になる存在として惹かれ合っていくのです。しかし、素直になれなかったり、お互いに思いあって、結ばれず、離れ離れになるところでした。そこで周りの協力もあり、最終回でようやく結ばれる二人だったのです。
子役は現在何してる？
『全開ガール』に出演していた子役も当時は「可愛い」「大人顔負けの演技」と話題になりました。放送から14年経った現在、何をしているのか調べてみました。
谷花音
谷花音は当時7歳で、テアトルアカデミーに所属しており、鈴木福や芦田愛菜を筆頭に、当時子役で注目を浴びているメンバーの一人でした。2012年の8歳の時には、同じ事務所で同学年で親友の小林星蘭と一緒に、「すたーふらわー」として、歌手デビューしました。デビュー曲は、キャンディーズの「年下の男の子」のカバー曲です。その後、2013年には映画デビューも果たしました。その後も、演技の仕事を続けながらも、子役ピークを過ぎると出演は減っていきました。そして、2021年の17歳の頃には、アメリカへ海外留学しています。2023年4月からは大学に通っていることを明らかにしていました。また、2025年には大学と併用して、夜間の専門学校にも通っているそうです。アットプロダクションに所属し、学業と両立しながらの為、役者としての仕事は減っていますが、現在も役者を続けています。
高木星来
高木星来は当時7歳で、ジョビィキッズプロダクションに所属していました。笑顔が印象的な少年で、泣きの演技も大人顔負けで話題となりました。その後も、「海の上の診療所」「流星ワゴン」「仰げば尊し」などのドラマ、マクドナルドのCMなどに出演しています。しかし、2017年10月放送の「世にも奇妙な物語17秋の特別編」を最後に役者としての出演はありません。所属していた事務所には所属しておらず、辞めています。そのため、役者を引退したのではとの噂もあります。現在、21歳であり、大学生の年齢であるため、学業に専念しているのかもしれませんね。子役時代期待されていた俳優なだけに、また見れる日が楽しみです。
黒田博之
黒田博之は当時7歳で、セントラルに所属していました。いがぐり坊主の頭が印象的で、覚えている人もいるのではないでしょうか。『全開ガール』出演後も、NHKの朝ドラや、「スターマン・この星の恋」などに出演していました。2015年を最後にドラマ出演はしていません。小学校を卒業するタイミングで役者を辞めたのかもしれませんね。
青木勁都
青木勁都は当時9歳でした。丸々とした体形で印象に残っています。『全開ガール』出演後、「コドモ警察」に出演し、七三分けのスーツを着た警察官を演じ、子供のながらおじさんに見える風貌が良いとの意見もありました。しかし、現在の活動は不明でした。濃いキャラクター設定が多かった当時ですが、現在はどのような人になっているのか気になるところですね。
まとめ
今回は、『全開ガール』のキャストや相関図、子役たちの今について紹介しました。 当時人気が出始めていた新垣結衣主演で、他のキャストにおいても現在でも活躍する 若手俳優や、名脇役俳優達が出演していたことが分かりました。法律、シェフ、子育て、恋愛と多くの分野を含んだドラマだったのではないでしょうか。子役は、辞めていく子もいれば、長く活躍している子もいました。当時子役が主演と言っても良いくらい、子役人気もあったので、いつか当時の子役達が集って見れる日が来るといいなと思います。
